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この読書会について

この読書会では、月に一回、東京のカフェで、古典文学の名作をみんなで読み、自由にトークします。
文化的なサロンを目指しています。

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6/7 ウェブ読書会 トウェイン『トム・ソーヤーの冒険』

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6月の読書会を開催します。
今回は、スカイプによるウェブ会議で行います。

【日時・場所】 6月7日(日) 15時~17時

【費用】 無料

【定員】 25名
 
【テーマ】
トウェイン『トム・ソーヤーの冒険』(角川文庫)

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正義と思いやりにあふれる少年トム・ソーヤー。

でも何よりの生きがいは、いたずらだ。
親友ハックや仲間を引き連れて、海賊に憧れ家出をしたり、真夜中の墓場で殺人現場を目撃したり。大好きなベッキーと洞窟を探検し、迷って死の危機に遭遇したり。

けれど天才的に素晴らしいトムのひらめきが、最後に必ず、皆に涙と幸せをもたらしてくれる―。

類まれなユーモアと冒険心に満ちあふれた、児童文学の金字塔。
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この作品について、自由にトークします。
真面目な話をしなくてかまいません。脱線も歓迎。
脱線をしながら、色んな芸術分野に話の翼を広げていくのが理想です。
今までの会の様子はこちらをご覧ください。

【参加方法】
・参加申し込みのメールをくださった方に、ウェブ会議のURLを記したメールを返信します。それをクリックすると参加できます。

スカイプをインストールする必要はありません。

・パソコン、スマートフォン、タブレットで参加できます。
(パケット代等はご負担ください)

・詳細は、参加お申し込み後のメールにてお知らせします。

参加ご希望の方は、こちらまでメールをお願いします。

みなさま、お気軽にご参加ください。

読書会レポート 2020年5月

~ショー『ピグマリオン』~

『マイ・フェア・レディ』はシンデレラストーリー?(-Not bloody likely!)

1914年初演の『ピグマリオン』ですが、その2年後、ショーは次のように始まる後日譚を書き加えています。
「物語の続きは、わざわざ芝居にしてお見せするまでもないだろう。それどころか、もし我々の想像力が怠惰にも、ロマンスという店主が必ずしもあらゆる物語にフィットするわけではない「ハッピーエンド仕立て」の服ばかりを取り揃えている古着屋の安い吊るしに依存して涸渇しているのでなければ、本当は語る必要すらないのだ。」(p.237)
つまり、私たちが想像力を欠き陳腐なエンディングを見出そうとしがちであるために、仕方なくその後をお見せしようというのです。なんとも辛辣!

結局、花売り娘のイライザは、上流階級の言葉と身のこなしを習得するものの、言語学者ヒギンズとめでたしめでたしとはならず、ぱっとしないけれどもイライザを愛し、必要とするフレディと結ばれることになります。

果たしてこの後日譚はありなのでしょうか?
ないほうがシンプルなストーリーでよかったのにという方もいれば、後日譚こそがよかったという方もいて、面白いところでした。
個人的には、言葉としおらしいマナーを身につけたら素敵な(?)男性と幸せに(?!)なれるのね、という大衆の幻想を一蹴する後日譚と、創造主であるはずのヒギンズを掌握する強いイライザが大好きです。

大好きといえば、司会の杉岡さんのご提案で登場人物の人気投票をしたところ、票が割れ、人によって支持する人物がまちまちだったのも面白かったです。いざ投票しようとすると、どの人物もなかなか味があって捨てがたく、ショーの人物描写の巧みさを改めて感じることができました。ヒギンズとピカリングがまるでホームズとワトソンのようだというご意見やイライザの父、ドゥーリトルが案外いかしているというご意見、歳を重ねたら共感する人物もまた変わってくるだろうというご意見もありました。

さて、単なるシンデレラストーリーにも見えかねないこの物語で、本当に描かれているものとは何だったのでしょう。
言葉は大事だ、人を自由にする力をもっている、ということを筋として述べながら、言語学者であるヒギンズ自身が言葉を使いこなせていないという皮肉、そして言葉をもつからこその不自由が述べられているように思われます。
「ちゃんとした答えが欲しかったら、つまらないバカな女でいるのをやめることだ。…」
「…あなたとは話ができない。」(p.229, 230)

アイルランドのものを読みたいなぁと思い何となく提案させていただいた本書ですが、面白かったという皆さんの感想を伺いほっとし、また様々な意見が聞けてとても楽しかったです。

この不自由な世の中で、最近、言葉によるコミュニケーションの比重が大きくなっているように思います。言葉は果たして私たちを自由にするのか…?また時々読み直したい作品です。

(by M)

5/10 ウェブ読書会 ショー『ピグマリオン』

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5月の読書会を開催します。
今回は、スカイプによるウェブ会議で行います。

【日時・場所】 5月10日(日) 15時~17時

【費用】 無料

【定員】 25名
 
【テーマ】
ショー『ピグマリオン』(光文社古典新訳文庫)

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~『マイ・フェア・レディ』の原作には衝撃の結末が!~

強烈なロンドン訛りを持つ花売り娘イライザに、たった6カ月で貴族のお嬢様のような話し方を身につけさせることは可能なのだろうか。
言語学者のヒギンズと盟友ピカリング大佐の試みは成功を収めるものの......。

英国随一の劇作家ショーのユーモアと辛辣な皮肉がきいた傑作喜劇。
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この作品について、自由にトークします。
真面目な話をしなくてかまいません。脱線も歓迎。
脱線をしながら、色んな芸術分野に話の翼を広げていくのが理想です。
今までの会の様子はこちらをご覧ください。

【参加方法】
・参加申し込みのメールをくださった方に、ウェブ会議のURLを記したメールを返信します。それをクリックすると参加できます。

スカイプをインストールする必要はありません。

・パソコン、スマートフォン、タブレットで参加できます。
(パケット代等はご負担ください)

・読書会開始の15分前までにログインしてください。

・詳細は、参加お申し込み後のメールにてお知らせします。

参加ご希望の方は、こちらまでメールをお願いします。

みなさま、お気軽にご参加ください。

4月の読書会は中止します

4月の読書会は、パンデミックを阻止するため、残念ながら休会します。

次回は5月10日(日)の予定です。
三月中には告知を始めますので、よろしくお願いいたします。
プロフィール

東京読書会

Author:東京読書会
古典文学の名作を読み、カフェでそれについて自由に語りあいます。
肩の力を抜いて、真面目な話でなくてかまいません。

まず、メンバーで順番に、その月の課題作品を決めてもらいます。
それを読んで、毎月第一日曜日、東京近郊の喫茶店に集まり、感想を語りあいます。

古典的な名作というのは、名前は知っていても、実際に読んだことがない場合が多いので、これを機会に読んでみよう、というのが主旨です。
古典的名作だけに、読んで損をすることはないでしょう。

参加される方の割合は、初めての方とリピーターの方が半々といったところです。

★「FRaU」(講談社)、『TOKYO BOOK SCENE』(玄光社)、NHK「ラジオ深夜便」、東京ウォーカー(KADOKAWA)で東京読書会が取り上げられました!


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