この読書会について

この読書会では、月に一回、東京のカフェで、古典文学の名作をみんなで読み、自由にトークします。
文化的なサロンを目指しています。

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4/2 読書会 ドストエフスキー『悪霊』

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4月の読書会を開催します。
終了後、食事会もあわせて開催します。

【日時・場所】 4月2日(日)
・15時~17時 読書会
 ルノアール四谷店 会議室 3F
 
・17時~ 食事会
 木々萌
 (禁煙です)

【費用】
・読書会……1000円(飲み物代と部屋代込み)
・食事会……3000円程
     
【定員】 25名
 
【テーマ】
ドストエフスキー『悪霊』上・下

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1861年の農奴解放令によっていっさいの旧価値が崩壊し、動揺と混乱を深める過渡期ロシア。
青年たちは、無政府主義や無神論に走り秘密結社を組織してロシア社会の転覆を企てる。

――聖書に、悪霊に憑かれた豚の群れが湖に飛び込んで溺死するという記述があるが、本書は、無神論的革命思想を悪霊に見たて、それに憑かれた人々とその破滅を、実在の事件をもとに描いたものである。
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この作品について、お茶を飲みながら自由にトークします。
真面目な話をしなくてかまいません。脱線も歓迎。
脱線をしながら、色んな芸術分野に話の翼を広げていくのが理想です。
今までの会の様子はこちらをご覧ください。

なお、ブログ、Facebookで同時に募集します。

参加ご希望の方は、こちらまでメールをお願いします。
食事会に参加ご希望の方は、その旨もお書きください。
みなさま、お気軽にお越しください。


(ビジネス、サークル等の勧誘は固くお断りします)

読書会レポート 2017年3月

~エンデ『モモ』~

 モモという不思議な少女が、人間から時間を盗んで搾取する「時間どろぼう」と戦い、最後には打ち勝ち、世界に平和と笑顔を取り戻す――という物語です。
 時間とは何か、時間は人間にとってどういう意味があるのか、といった問いを投げかけています。

 もともと児童向きの小説でもあるため、子供の頃に読んだという人も何人かいました。しかし、読後感はその頃とはまったく違う、とのことでした。

「子供の頃って、時間はただ流れゆくものでした。大人になったら、時間は『持っている』という感覚になる。だから、時間どろぼうは許せませんね」
「勧善懲悪の物語ですよね。時間どろぼうがひたすら悪者になっているという。このほうが子供にはわかりやすいのかな。時間どろぼうにも妻子がいて、住宅ローンを払ったりしているでしょうに……」
「モモは不思議な能力を持ってますよね。ただそこにいるだけで、人は何かを喋ってしまい、素晴らしいアイデアが湧いてくるという。いったいどういう存在なんだろう」
「心理学で言う『傾聴』のテクニックじゃないかな。ひたすら聴くことで、相手の言葉を導き出すという」
「モモがいると素晴らしいアイデアが湧いてくるというのは、モモがミューズ的な存在ということなのかもしれませんね」
「亀の甲羅に文字が浮かび上がるのは、どういう仕組みなんだろう。液晶パネルとか、LEDが組み込まれているとか……」
「すごく映像的な作品ですよね」
「そう。星の振り子が揺れるたびに、時間の花が次々と開かれ、世界が色彩を帯びた音楽に満たされるという描写は、すごく映画的。まるで初めから映画になることを想定していたみたい。スペクタクルな美しさなんですよね」

 私としては、時間を奪われた大人たちが、モモにいろいろせわしく突っ込むところが、深刻かつ面白かったです。これはきっとエンデも楽しんで書いたに違いありません。

(by Das Wandern)

読書会レポート 2017年2月

~モリエール『人間ぎらい』~

「もう我慢ができん。腹が立つ。僕はきょうから全人類に向かってまともに反抗してかか
る覚悟だ。」

このフランスの戯曲『人間ぎらい』は、社交辞令や嘘にあふれた人間社会が嫌で嫌でたま
らない、若き貴族アルセストが主人公です。
物語は、この本音で生きることをモットーとする青年が、こともあろうに社交界の華セリ
メーヌに恋をしたことから起こるトラブルを中心に描かれます。

紹介者としては、アルセストの性格が受け入れられるかが興味津々なところでしたが、予想通り、我らが主人公の特異な人間性(?)が話題の中心となりました。
「こんな同僚がいたら困ってしまう!」、「(常識的な友人の)フィラントに共感できる」等々の手厳しい意見には、うなずく方も多かったと思います。

一方で、「誰でも彼のように言いたいことを言いたい願望がある」、「学生時代はこんな気持ちだったかも」、「400 年前(日本では江戸時代初期!)から人間はあまり変わっていない」といった主人公を擁護する声も、意見交換の中で徐々に割合を高めていったように感じました。

また、この戯曲はコメディ描写も多いですが、そのまま本作を喜劇と見るか、一方で主人
公の立場に立って悲劇と見るかは、人によって意見が割れ、非常に興味深く感じました。

今回の会で改めて本作を読み返しましたが、皆さんの沢山の意見を聴いたことで、100 ページ程度という短さながら、読み手の立場や環境、人生経験によって、万華鏡のように目まぐるしく姿を変える、得がたい良作であると改めて感じることができました。

なお、余談ですが、閉会後に「紹介がなければこの本を手に取ることはなかった」、「会のために何回も読んだことで、より作品に愛着がわいた」等の嬉しい感想を頂きました。

こうした新たな作品、そして人との出会いの機会を得られることが、この読書会の醍醐味ではないでしょうか。
(by jiang)

3/5 読書会 エンデ『モモ』

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(このイベントは定員に達しました。ありがとうございます。キャンセル待ちは募集しておりません)

3月の読書会を開催します。
終了後、食事会もあわせて開催します。

【日時・場所】 3月5日(日)
・15時~17時 読書会
 ルノアール四谷店 会議室 3F
 
・17時~ 食事会
 木々萌
 (禁煙です)

【費用】
・読書会……1000円(飲み物代と部屋代込み)
・食事会……3000円程
     
【定員】 25名
 
【テーマ】
エンデ『モモ』

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時間に追われ,落ち着きを失って,人間本来の生き方を忘れてしまった現代の人々.
人間たちから時間を奪っているのは,実は時間どろぼうの一味のしわざなのだ….

この一味から時間をとりもどし,人生のよろこびを回復させたのは,どこからか突然あらわれた無口な少女だった.
時間の意味を問う異色のファンタジー.
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この作品について、お茶を飲みながら自由にトークします。
真面目な話をしなくてかまいません。脱線も歓迎。
脱線をしながら、色んな芸術分野に話の翼を広げていくのが理想です。
今までの会の様子はこちらをご覧ください。

なお、ブログ、Facebookで同時に募集します。

参加ご希望の方は、こちらまでメールをお願いします。
食事会に参加ご希望の方は、その旨もお書きください。
みなさま、お気軽にお越しください。


(ビジネス、サークル等の勧誘は固くお断りします)
プロフィール

東京読書会

Author:東京読書会
古典文学の名作を読み、カフェでそれについて自由に語りあいます。
肩の力を抜いて、真面目な話でなくてかまいません。

まず、メンバーで順番に、その月の課題作品を決めてもらいます。
それを読んで、毎月第一日曜日、東京近郊の喫茶店に集まり、感想を語りあいます。

古典的な名作というのは、名前は知っていても、実際に読んだことがない場合が多いので、これを機会に読んでみよう、というのが主旨です。
古典的名作だけに、読んで損をすることはないでしょう。

参加される方の割合は、初めての方とリピーターの方が半々といったところです。

読書会の告知は、毎月第二週目頃から始めます。

★「FRaU」(講談社)、『TOKYO BOOK SCENE』(玄光社)、NHK「ラジオ深夜便」、東京ウォーカー(KADOKAWA)で東京読書会が取り上げられました!


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