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この読書会について

この読書会では、月に一回、東京のカフェで、古典文学の名作をみんなで読み、自由にトークします。
文化的なサロンを目指しています。

続きはこちら
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11/4 読書会 カポーティ『遠い声 遠い部屋』

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11月の読書会を開催します。
終了後、食事会もあわせて開催します。

【日時・場所】 11月4日(日)
・15時~17時 読書会
 ルノアール四谷店 会議室 3F
 
・17時~ 食事会
 木々萌
 (禁煙です)

【費用】
・読書会……1000円(飲み物代と部屋代込み)
・食事会……3000円程
     
【定員】 25名
 
【テーマ】
カポーティ『遠い声 遠い部屋』(新潮文庫)

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父親を探してアメリカ南部の小さな町を訪れたジョエルを主人公に、近づきつつある大人の世界を予感して怯えるひとりの少年の、屈折した心理と移ろいやすい感情を見事に捉えた半自伝的な処女長編。

戦後アメリカ文学界に彗星のごとく登場したカポーティにより、新鮮な言語感覚と幻想に満ちた文体で構成されたこの小説は、発表当時から大きな波紋を呼び起した記念碑的作品である。
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この作品について、お茶を飲みながら自由にトークします。
真面目な話をしなくてかまいません。脱線も歓迎。
脱線をしながら、色んな芸術分野に話の翼を広げていくのが理想です。
今までの会の様子はこちらをご覧ください。

なお、ブログ、Facebookで同時に募集します。

参加ご希望の方は、こちらまでメールをお願いします。
食事会に参加ご希望の方は、その旨もお書きください。
みなさま、お気軽にお越しください。


(ビジネス、サークル等の勧誘は固くお断りします)

読書会レポート 2018年10月

 ~レイモンド・チャンドラー『さよなら、愛しい人』~

今回は選書にあたり、村上春樹訳で選ばせていただきした。
清水俊二訳のほうも読んで下さった方も数人おり、訳の違いなども話題に挙がりました。

中でもヒロインであるアンが、最後マーロウへかける台詞が、訳によっては逆の意味に捉えられると気づいた方もいらして、とても面白いなと感じました。

チャンドラーの魅力はストーリーではなく、マーロウの視点というフィルターを通した抽象的な場にあると思っています。マーロウによって切り取られたアメリカや、情景、キャラクターは、その細やかな描写とは裏腹に、リアリズムよりもファンタジーな印象を覚えます。その読者と作品の距離感が、マーロウをより親密にし、ハードボイルドでウィットな会話は、キザになりすぎないギリギリなラインでバランスをとることに成功させてます。
そしてストーリーを一種の仮説として提示することで、読者にとって鏡のような存在として、無意識を顕在化させ、多様な読み方を許します。それこそが、優れた文学における重要な一つの要素だと私は思います。

今回の読書会でも、様々な感想が飛び交いました。

・アンやグレイル夫人を男性作家が創る典型的な女性キャラと見る方
・酒やタバコや差別用語に時代性を感じる方
・フォークナーやヘミングウェイの時代の、アメリカ文学史の流れという点に注目される方
・事件の筋書きを整理して読まれる方
・村上春樹への影響を感じる方
・マーロウの筋の通った孤高の生き方や、怯まない強さ、そして好き嫌いのハッキリした優しさに好感を持つ方
・逆にキザすぎて敬遠する方

また、マロイとヴェルマの関係について、健気さに同情もあれば、ただのストーカーと一蹴する厳しい意見もあり、和やかなムードで盛り上がり、楽しませていただきました!

私はマーロウにとても憧れを持っているのですが、反対の意見もあり面白かったです。『ロング・グッドバイ』にも挑戦するとの方もおり、あの作品はチャンドラーの中でも群を抜いた大傑作だと私は思っているので、興味のある方は是非とも読んでみて下さい!

(by.kagemori)

10/7 読書会 チャンドラー『さよなら、愛しい人』

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10月の読書会を開催します。
終了後、食事会もあわせて開催します。

【日時・場所】 10月7日(日)
・15時~17時 読書会
 ルノアール四谷店 会議室 3F
 
・17時~ 食事会
 木々萌
 (禁煙です)

【費用】
・読書会……1000円(飲み物代と部屋代込み)
・食事会……3000円程
     
【定員】 25名
 
【テーマ】
チャンドラー『さよなら、愛しい人』(ハヤカワ・ミステリ文庫)

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刑務所から出所したばかりの大男へら鹿マロイは、八年前に別れた恋人ヴェルマを探して黒人街にやってきた。
しかし女は見つからず激情に駆られたマロイは酒場で殺人を犯してしまう。

現場に偶然居合わせた私立探偵フィリップ・マーロウは、行方をくらました大男を追って、ロサンジェルスの街を彷徨うが…。

マロイの一途な愛は成就するのか?
村上春樹の新訳で贈る、チャンドラーの傑作長篇。
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この作品について、お茶を飲みながら自由にトークします。
真面目な話をしなくてかまいません。脱線も歓迎。
脱線をしながら、色んな芸術分野に話の翼を広げていくのが理想です。
今までの会の様子はこちらをご覧ください。

なお、ブログ、Facebookで同時に募集します。

参加ご希望の方は、こちらまでメールをお願いします。
食事会に参加ご希望の方は、その旨もお書きください。
みなさま、お気軽にお越しください。


(ビジネス、サークル等の勧誘は固くお断りします)

読書会レポート 2018年9月

~太宰治『ヴィヨンの妻』~

「ヴィヨン」とは実在したフランスの詩人、フランソワ・ヴィヨンのことである。彼はたびたび罪を犯してパリを追放され、放浪し、それにも懲りず再びトラブルを起こす。そんなダメンズに例えられたのが主人公である「さっちゃん」のつれあい、自称華族の次男坊の「大谷」である。26歳のさっちゃんはたくましく、時にしたたかに大谷と子供と生きている。大谷は現実逃避のような行動を繰り返し、開き直ることもある。

 作品を読み終えての印象は「明るい話と感じた」「さっちゃんの強さは爽快」という感想の一方で、「暗い気持ちになった」「不気味で怖い感じ」と逆の意見も出てきた。これぞ、読書会の醍醐味。様々な感想が出され、大谷のダメンズぶりや、文中の「神様」はさっちゃんのことではないかと盛り上がる。

 本文の「女には、幸も不幸も無いのです」「男には、不幸があるだけです」から、女の幸せに話が及ぶと「女性は現実の中で何をすればいいのかを考える。たくましくて、強い。お金や名誉より、思っている誰かに少しでも愛されれば、それで幸せ」などなど、割合スムーズに様々な意見が交わされる。しかし「男の幸せとは?」には、何故か一瞬の沈黙と笑いが。「男は理想の自分になることを求めているが、もしそうなったとしても、満たされるのだろうか」…。

 新潮社文庫におさめられている他の作品の中では「おさん」が、ラストが際立っていると「ヴィヨンの妻」に次いで人気があった。太宰の晩年に書かれた短編集なので、全体的に死を予感させる作品が多い印象を受ける。今回の参加者の半分以上は女性だったが、太宰の人気がいまだ衰えず、彼がモテる理由が何となく分かったような気がした。女はイケメンに弱い部分を見せられると、放っておけないのかな。男性の参加者からは「太宰の作品は文章が素晴らしく読みたくなるが、太宰自身とは友達になりたくない」とのコメントも。妙に納得、納得。                   

(by M.O)
プロフィール

東京読書会

Author:東京読書会
古典文学の名作を読み、カフェでそれについて自由に語りあいます。
肩の力を抜いて、真面目な話でなくてかまいません。

まず、メンバーで順番に、その月の課題作品を決めてもらいます。
それを読んで、毎月第一日曜日、東京近郊の喫茶店に集まり、感想を語りあいます。

古典的な名作というのは、名前は知っていても、実際に読んだことがない場合が多いので、これを機会に読んでみよう、というのが主旨です。
古典的名作だけに、読んで損をすることはないでしょう。

参加される方の割合は、初めての方とリピーターの方が半々といったところです。

★「FRaU」(講談社)、『TOKYO BOOK SCENE』(玄光社)、NHK「ラジオ深夜便」、東京ウォーカー(KADOKAWA)で東京読書会が取り上げられました!


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