この読書会について

この読書会では、月に一回、東京のカフェで、古典文学の名作をみんなで読み、自由にトークします。
文化的なサロンを目指しています。

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12/3 読書会 フローベール『ボヴァリー夫人』 

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12月の読書会を開催します。
終了後、食事会もあわせて開催します。

【日時・場所】 12月3日(日)
・15時~17時 読書会
 ルノアール四谷店 会議室 3F
 
・17時~ 食事会
 木々萌
 (禁煙です)

【費用】
・読書会……1000円(飲み物代と部屋代込み)
・食事会……3000円程
     
【定員】 25名
 
【テーマ】
フローベール『ボヴァリー夫人』(岩波文庫 上・下)

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甘い感傷と夢のような人生にあこがれて医師シャルルの妻となったものの、たちまち現実の結婚生活の単調さ、夫の凡庸さに幻滅を味わわされたエンマ。

満たされぬ感情に身をやかれ、彼女はひたすら夢を追って不倫の恋にしずみこんでゆく。

フランス近代小説の祖フローベール(1821-80)が写実主義文学を確立した名作。
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この作品について、お茶を飲みながら自由にトークします。
真面目な話をしなくてかまいません。脱線も歓迎。
脱線をしながら、色んな芸術分野に話の翼を広げていくのが理想です。
今までの会の様子はこちらをご覧ください。

なお、ブログ、Facebookで同時に募集します。

参加ご希望の方は、こちらまでメールをお願いします。
食事会に参加ご希望の方は、その旨もお書きください。
みなさま、お気軽にお越しください。


(ビジネス、サークル等の勧誘は固くお断りします)

読書会レポート 2017年11月

~エンデ『はてしない物語』~

いじめっ子から逃れるために古本屋に逃げ込んだ主人公バスチアン、店主が読んでいた『はてしない物語』という名の本を盗み出し、大嫌いな学校の屋根裏部屋で読み始める。

物語はファンタ―ジエン国で展開する。鬼火が《ハウレの森》のたき火の傍に集った岩喰い族、夜魔、豆小人の三人組を見つける。全員エルフェンバイン(象牙)塔にいる女王幼心の君のもとへある報せを届けに行くところであることが判明する。その報せとは「虚無(Nichts)が広がっている。女王に助けてもらいたい」というもの。
塔に着くと、女王は重い病気で臥せていた。女王の死はすべての生き物の終末とファンタ―ジエン国の滅亡を意味している。女王の命令のもと、アトレーユという十歳の少年が探し出され、女王の病気を治す方法を探す旅に出される。太古の媼モーラから、女王の病気を治すには新しい名前が必要だと教えられる。そして南のお告げ所のウユララから名前をつけるのは「人の子」でないといけないと告げられる。バスチアンは自分がその「人の子」だと思い、「月の子(モンデンキント)」という名を思いつき、女王のために叫ぶ。そして女王は救われた。

バスチアンは女王を救ったお礼に何でも望みを叶えてもらえることになる。バスチアンは美しくなったり、強くなったり、鉄の意志を手に入れたり、次々と望みを叶えてもらうが、その度にもっていたもとの記憶を失っていく。しかし本当の望みである「愛すること」を見つけると、人間世界に戻ることができ、愛する父親のもとに帰ることができた。

<参加者感想>
・いろいろな名前がついた新たな登場人物が次から次へと出てきて面白いが、名前にこだわるのにはどんな理由があるのだろう。作者がシュタイナー教育を受けていたからか、本人の思想によるのか。
・主人公が使命をもっていて神聖なものを探しにいくというのは聖書のグラール(聖杯)探しが原型になっている。
・「灰色」がしょっちゅう出てくる。「不安」などの意味に使われている。
・「人の子」は聖書に用いられている語。「救い主」はキリスト、メシアのこと。よってキリスト教の物語。
・サイーデという悪役が出てきてようやくバスチアンが人間臭くなり、物語が面白くなった。
・お父さんのこころの叫び「助けてくれ!わたしを見捨てないでくれ!わたしを救い出せるのは君だけなんだ!」というセリフから泣けた。
・エンデはなんて想像力のたくましい人。これほどの大作が書けるなんて本当にすごい。

今回作品を選んだ者ですが、皆さんの感想を伺い、年齢に関わらず想像力の豊かな人、ファンタジーをそのまま受け入れられる人ほど感情移入でき楽しめる作品なのではないかと感じました。

(by M・Y)

読書会レポート 2017年10月

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~川端康成『眠れる美女』~

 これまでに数度か、東京読書会に参加していたが、今回初めて課題図書を選ぶ機会をいただいた。

 この本を選んだ理由は、非常に有名な文学作品であり、また三島由紀夫をはじめとして様々な人から「文句なしの傑作」と呼ばれているため、多くの人にとってなじみの深いものであると考えたためである。
 他の参加者の方と、考えたり、話し合ったなかで、感じたことを書いてみたい。

 この作品は、年老いた男性が薬で眠らされた若い女性の温かい体に寄り添い、一夜を過ごすことのできる、奇妙ではかない悦楽の館で起こる「江口老人」の物語である。

 非常に退廃的で、身勝手な男の欲望を設定としているが、単にイヤらしいだけの卑俗な小説とはなっていない。
これは、年老いた男性が眠るだけの少女を前にして、過去の女性(過去の恋人、自分の娘、死んだ母)の断想や様々な妄念を通じて、自身の内面と向き合っている姿があらわされているからではないかと思う。

 読書会では、活発な意見、感想、感じた疑問が交わされた。
 文章の表現方法が素晴らしい、もし自分が男なら行ってみる・行ってみない、江口老人の気持ちがわかる、まったく共感できず嫌悪感を覚えるなど、さまざまであった。

 また、この作品が映画化されていることは、参加した多くの方が知っていたが、オペラ化されたこともあり、実際に見に行った方がおられた。
 機会があれば、この作品がどのように映像化されているのか、ぜひみなくてはいけないと楽しみである。

 2時間ほどの読書会であるが、1冊の課題図書を通じて、様々な方たちと感じたこと、意見の交換をすることで、自分のなかで新たな気づきがあり、今回も非常に有意義な時間を過ごすことができた。

(by M.K.)

11/5 読書会 エンデ『はてしない物語』

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11月の読書会を開催します。
終了後、食事会もあわせて開催します。

【日時・場所】 11月5日(日)
・15時~17時 読書会
 ルノアール四谷店 会議室 3F
 
・17時~ 食事会
 木々萌
 (禁煙です)

【費用】
・読書会……1000円(飲み物代と部屋代込み)
・食事会……3000円程
     
【定員】 25名
 
【テーマ】
エンデ『はてしない物語』(上・下)

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少年バスチアンが読んでいた本の中のファンタージエン国は、正体不明の「虚無」におかされ滅亡寸前に…。

現実と物語が交じり合って壮大な世界をくり広げるファンタジー。
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この作品について、お茶を飲みながら自由にトークします。
真面目な話をしなくてかまいません。脱線も歓迎。
脱線をしながら、色んな芸術分野に話の翼を広げていくのが理想です。
今までの会の様子はこちらをご覧ください。

なお、ブログ、Facebookで同時に募集します。

参加ご希望の方は、こちらまでメールをお願いします。
食事会に参加ご希望の方は、その旨もお書きください。
みなさま、お気軽にお越しください。


(ビジネス、サークル等の勧誘は固くお断りします)
プロフィール

東京読書会

Author:東京読書会
古典文学の名作を読み、カフェでそれについて自由に語りあいます。
肩の力を抜いて、真面目な話でなくてかまいません。

まず、メンバーで順番に、その月の課題作品を決めてもらいます。
それを読んで、毎月第一日曜日、東京近郊の喫茶店に集まり、感想を語りあいます。

古典的な名作というのは、名前は知っていても、実際に読んだことがない場合が多いので、これを機会に読んでみよう、というのが主旨です。
古典的名作だけに、読んで損をすることはないでしょう。

参加される方の割合は、初めての方とリピーターの方が半々といったところです。

読書会の告知は、毎月下旬頃(読書会の45日ほど前)から始めます。

★「FRaU」(講談社)、『TOKYO BOOK SCENE』(玄光社)、NHK「ラジオ深夜便」、東京ウォーカー(KADOKAWA)で東京読書会が取り上げられました!


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