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この読書会について

この読書会では、月に一回、東京のカフェで、古典文学の名作をみんなで読み、自由にトークします。
文化的なサロンを目指しています。

続きはこちら
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3/3 読書会 サリンジャー『ライ麦畑でつかまえて』

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3月の読書会を開催します。
終了後、食事会もあわせて開催します。

【日時・場所】 3月3日(日)
・15時~17時 読書会
 ルノアール四谷店 会議室 3F
 
・17時~ 食事会
 キタノイチバ
 (禁煙です)

【費用】
・読書会……1000円(飲み物代と部屋代込み)
・食事会……3000円程
     
【定員】 25名
 
【テーマ】
サリンジャー『ライ麦畑でつかまえて』

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インチキ野郎は大嫌い! 

おとなの儀礼的な処世術やまやかしに反発し、虚栄と悪の華に飾られた巨大な人工都市ニューヨークの街を、たったひとりでさまよいつづける16歳の少年の目に映じたものは何か? 

病める高度文明社会への辛辣な批判を秘めて若い世代の共感を呼ぶ永遠のベストセラー。
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この作品について、お茶を飲みながら自由にトークします。
真面目な話をしなくてかまいません。脱線も歓迎。
脱線をしながら、色んな芸術分野に話の翼を広げていくのが理想です。
今までの会の様子はこちらをご覧ください。

なお、ブログ、Facebookで同時に募集します。

参加ご希望の方は、こちらまでメールをお願いします。
食事会に参加ご希望の方は、その旨もお書きください。
みなさま、お気軽にお越しください。


(ビジネス、サークル等の勧誘は固くお断りします)

読書会レポート 2019年2月

~オースティン『自負と偏見』~


ハンサムで大金持ちだが傲慢で人当たりの悪いダーシーに、平民の娘エリザベスが反発しながらも、いつしか惹かれていく……というストーリー。
昔から女性に大人気で、今も熱狂的なファンの多い小説です。

会では、こんなことが話されました。

「出だしは退屈かなと思いましたけど、いつの間にか引き込まれてしまいました」
「女性に人気なのもわかる。ハーレクィーンロマンスみたいな小説ですよね」
「この小説がハーレクィーンの源流になっているのかも」

「ダーシーは、イギリスの小説の主人公でもトップクラスの人気らしいですよ。なんでこんなに人気なんですかね」
「初めは傲慢だったダーシーが、エリザベスに求婚を断られたのをきっかけに、謙虚で優しい人柄に変わっていくでしょう。そこがいいんじゃないかな」

「人物描写が巧みですよね。エリザベスのお母さんのミセスベネットが、本当におしゃべりであけすけで、なんか大阪のおばちゃんみたいで笑えました」
「しかしこの若い女性たちって、いったい何のために生きてるんだろう。家の中でおしゃべりして、編み物をして、ときどき舞踏会に行って男性と会って……これしかしていないですよね。社会的背景がほとんど描かれていないのがすごい」
「この小説の女の人は、男と結婚と金の話しかしないんだよね。なんか、居酒屋に行ったら隣に女子会のグループが居座っていて、その話を延々と聞かされている気分になりましたよ」
「軍人が女性にモテモテになっているけど、なんでだろう」
「軍服がかっこいいからじゃない? ジャニーズのファンになるみたいな。あるいは、軍人が権力の象徴なのかもしれない」

「エリザベスは初めて会ったときからダーシーが大嫌いだったじゃない。ここを読んで、『あ、この二人は結ばれるな』と思いましたよ。愛と憎しみはコインの裏表なんだよね」
「もともとエリザベスはツンデレなんじゃないの」
「あれだけダーシーを嫌っていたエリザベスが、ダーシーの豪邸を見て、だんだん好きになっていく描写が、リアルで面白い」

 いつも読書会では、異性の意外な読み方や意見を聞いて驚かされるのですが、今回もそんな喜ばしい驚きを得ることができました。

(by Der Wanderer)

2/3 読書会 オースティン『自負と偏見』

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2月の読書会を開催します。
終了後、食事会もあわせて開催します。

【日時・場所】 2月3日(日)
・15時~17時 読書会
 ルノアール四谷店 会議室 3F
 
・17時~ 食事会
 キタノイチバ
 (禁煙です)

【費用】
・読書会……1000円(飲み物代と部屋代込み)
・食事会……3000円程
     
【定員】 25名
 
【テーマ】
オースティン『自負と偏見』(新潮文庫)

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~恋心か打算か。幸福な結婚とは? 軽妙なストーリーに織り交ぜられた普遍の真理。永遠の名作、待望の新訳! 解説・桐野夏生~

イギリスの静かな田舎町ロングボーンの貸屋敷に、資産家ビングリーが引っ越してきた。

ベネット家の長女ジェインとビングリーが惹かれ合う一方、次女エリザベスはビングリーの友人ダーシーの気位の高さに反感を抱く。

気難しいダーシーは我知らず、エリザベスに惹かれつつあったのだが……。

幸福な結婚に必要なのは、恋心か打算か。軽妙な物語(ストーリー)に普遍の真理を織り交ぜた、永遠の名作。
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この作品について、お茶を飲みながら自由にトークします。
真面目な話をしなくてかまいません。脱線も歓迎。
脱線をしながら、色んな芸術分野に話の翼を広げていくのが理想です。
今までの会の様子はこちらをご覧ください。

なお、ブログ、Facebookで同時に募集します。

参加ご希望の方は、こちらまでメールをお願いします。
食事会に参加ご希望の方は、その旨もお書きください。
みなさま、お気軽にお越しください。


(ビジネス、サークル等の勧誘は固くお断りします)

読書会レポート 2019年1月

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~シェイクスピア『ロミオ&ジュリエット』~

 バレエにもなりシェイクスピアの中でも抜群の人気を誇る作品です。敵同士の男女の悲劇は、いつの時代でも感銘を与えていますが、きちんと本作品を読んだ人は意外にも少ないのかもしれません。今回の読書会でも、初めて読んだ方ばかりでした。

 昨年末には宮藤官九郎も手掛けた本作品、この機会にきちんと読んで皆様と感想を話し合い、理解を深めていきたいと思い選定しました。

                *

 作品全体の感想としては、

・元々が戯曲であるため、読むよりも演劇やドラマ、映画化されたもののほうが楽しめそう
・訳本がそれぞれとても違う。ある訳はべらんめえ調で、お経を唱えるシーンもあり、かなりの意訳がみられる。
・下ネタが多く、極悪人はいないが人間臭い人物ばかり。それが男女二人の純愛がきわだたせる要素となっている。当時の観客は高尚さよりも猥雑さを好んだのだろう。
・わずか5日間ですべてが完結する展開の速さ。このワクワク、どきどき感がとても良い。
・短い間に、恋の炎がぱっと盛り上がり、何人もが死んでしまう。恋愛とバイオレンスの盛り方が見事。
・言葉の魔術師の名作だけあり、比喩表現や対比する言葉の組み合わせがセリフに練りこまれていて、読んでいてため息がでる。
・有名なバルコニーのシーン、さすがの見事さ。詩的であり恋の苦しさや悲劇の予感がこめられている。初恋の人を思い浮かべて音読してしまった。
 
 息もつかせずにあれよあれよと進む展開の速さとロミオとジュリエットを取り巻く人間臭い人物たち。詩的なセリフと作品の魅力について語りました。

また、登場人物については、

・母親から大嫌いなパリスとの結婚を勧められたジュリット。それがあったからロミオとの恋に走ろうとした感じもする。
・両親ともジュリエットの考えを尊重しようとしない。当時の普通だろうが可哀想。
・パリスは最後までジュリエットを想い、自分も好かれていると勘違いしてロミオに殺される。案外幸せかも。
・ロミオはロザラインが好きだったが、一瞬でジュリエットを好きになる。浮気者のようだが、恋というのはそういうものだろう。
・ロレンス神父は、二人の恋愛が両家の諍いがおさまるきっかけになるのではと思っているが、そのわりに不手際が目立つ。何だかうさんくさい。
・ロレンス神父が語り部のように最後に事の顛末を解説している。
・48時間、仮死状態となる薬っていったい何だ。
・ロミオはストーカーのよう。暗い人物にも見える。無駄に剣が強い。
・乳母は、最初はロミオを手引きしたりするが、結局パリスをすすめるなど変わり身が早い。「人間」の代表のような人物。
・この物語の舞台はイタリア。イギリスからみたイタリア人の直情的で情熱的な在り方を描いたように思える。
・実際にジュリエットのような少女がいたら困る。ひたむきというよりは、お先走り。未熟。最後はロレンスの静止もきかず死んでしまう。そのあげく両家が和解して銅像を建てるとか、よくわからない。
・この二人、死なずに結婚したとしても将来的にうまくいく感じはしない。

                 *
 
 意外にもロレンス神父に批判的は意見が多く、またこのような若さの暴走に振りまわされるのは迷惑、といった現実的な意見もありました。

 純愛だけではなく人間の愚かさや醜さとこれからも生きていく現実をしっかり描いたこの作品は、これからも映画化されて、舞台化されて世界中を魅了しつづけることでしょう。

(by 麗)
プロフィール

東京読書会

Author:東京読書会
古典文学の名作を読み、カフェでそれについて自由に語りあいます。
肩の力を抜いて、真面目な話でなくてかまいません。

まず、メンバーで順番に、その月の課題作品を決めてもらいます。
それを読んで、毎月第一日曜日、東京近郊の喫茶店に集まり、感想を語りあいます。

古典的な名作というのは、名前は知っていても、実際に読んだことがない場合が多いので、これを機会に読んでみよう、というのが主旨です。
古典的名作だけに、読んで損をすることはないでしょう。

参加される方の割合は、初めての方とリピーターの方が半々といったところです。

★「FRaU」(講談社)、『TOKYO BOOK SCENE』(玄光社)、NHK「ラジオ深夜便」、東京ウォーカー(KADOKAWA)で東京読書会が取り上げられました!


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