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この読書会について

この読書会では、月に一回、東京のカフェで、古典文学の名作をみんなで読み、自由にトークします。
文化的なサロンを目指しています。

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2019年1月 読書会 シェイクスピア『ロミオとジュリエット』

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2019年1月の読書会を開催します。
終了後、食事会もあわせて開催します。

【日時・場所】 1月13日(日)
・15時~17時 読書会
 ルノアール四谷店 会議室 3F
 
・17時~ 食事会
 キタノイチバ
 (禁煙です)

【費用】
・読書会……1000円(飲み物代と部屋代込み)
・食事会……3000円程
     
【定員】 25名
 
【テーマ】
シェイクスピア『ロミオとジュリエット』

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モンタギュー家の一人息子ロミオは、キャピュレット家の舞踏会に仮面をつけて忍びこんだが、この家の一人娘ジュリエットと一目で激しい恋に落ちてしまった。

仇敵同士の両家に生れた二人が宿命的な出会いをし、月光の下で永遠の愛を誓い合ったのもつかのま、かなしい破局をむかえる話はあまりにも有名であり、現代でもなお広く翻訳翻案が行われている。
世界恋愛悲劇の代表的傑作。
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この作品について、お茶を飲みながら自由にトークします。
真面目な話をしなくてかまいません。脱線も歓迎。
脱線をしながら、色んな芸術分野に話の翼を広げていくのが理想です。
今までの会の様子はこちらをご覧ください。

なお、ブログ、Facebookで同時に募集します。

参加ご希望の方は、こちらまでメールをお願いします。
食事会に参加ご希望の方は、その旨もお書きください。
みなさま、お気軽にお越しください。


(ビジネス、サークル等の勧誘は固くお断りします)

読書会レポート 2018年12月

 ~有吉佐和子『紀ノ川』~

今回、課題本の選定において、

・日本の女性作家であること(暫く日本の女性作家の作品が取り上げられていないようでしたので)

・過去に自分が一度読んだ本であること 

以上2点を自分の中の基準としていくつかピックアップしました。

主催者の方とやりとりを数回していく中で、私の中で有吉佐和子ブームが再燃し、最終的に「紀ノ川」で決定させていただきました。当日は皆さんの反応が心配でしたが、「面白かった」との声があり、内心ほっとしています。


最終的に決定した本作は、私自身が高校時代に課題図書として、日本文学のカテゴリーで読んだ本のうちの1冊で、一番印象的だったものです。同じ作者の「華岡青洲の妻」も課題図書でこちらも面白く読んだのですが、3部構成で時代・主役が変わる本作のほうが話が盛り上がるかもしれないという点で「紀ノ川」を選びました。高校時代以来の初の再読ということもあり、なんとなくのストーリーの流れは記憶にあったのですが、詳細まで記憶していたわけではなかったので新鮮な気持ちで楽しみながら読むことが出来ました。(因みに高校時代に「紀ノ川」を題材に書いた小論文を探そうかとも思ったのですが、どこへ行ったか記憶が定かではないので諦めました、と逃げておきます。次回以降私に会ってもその点は突っ込まないでください、お願いします。)


以下は今回の読書会において特に記憶に残った感想です。

(カッコ内は私の心のつぶやきです。)

・同作者の「仮縫」がドロドロしていたのに対し、本作は元気をもらえるような本(確かに「仮縫」はドロドロです、ドロドロを求めている方は是非)

・花と夫の弟である浩策との何かありそうで何もないまま別々の道を行くという関係のリアリティ(その点のみに注意してまた再読しても面白いかも)

・世代や人生を川という流れていくものになぞらえている作品

・紀州弁が美しい(以前はイラッとしたんですけど、今回は確かに美しいと感じました)

・谷崎潤一郎の「細雪」的な感じ(「細雪」は途中で挫折したのですが、読んでみたいと思います)

・現代とは違う世界に入っていくような作品

・花の夫に対する牽制球(これについては実際に読まれるとわかると思います)

など、他にも挙げればキリがないのですが、自分では気づかない思いもよらない角度からの感想もあり、また時間を置いて再読したいと思いました。


生卵を食べるシーンが2回あり、それは何かしらの象徴ではないのか、との意見もありました。私としては当時の卵はまだ貴重であり、それを得ることが出来る階級だから可能なのだと勝手に解釈して流していましたが、これについてもそのうち再考してみたく思いました。


個人的に本作で印象的だったのは、第一部の主人公である花の凄さです。

アラフォーの今になって気付くこのマヌケさよ、むしろ自分が歳を重ねたからこそ気付いたのかもしれませんが。礼儀作法のみならず、夫を持ち上げ、姑をはじめ自分に関わる地域の人間を掌握していくその手腕。恐るべし。私には絶対そんな芸当できません、出来ない自信ならあります。娘の文緒についても、新しいことに挑戦してみたり(自転車のくだり)、母に反発する、したくなる気持ちが高校当時は良く理解できたのですが、よくよく読んでみると親のスネかじりしているほうが長いじゃないかと気づいて唖然としました。昔の自分の読みの浅さに呆れるばかりです。


会での会話の中で有吉佐和子の「非色」や「複合汚染」、「恍惚の人」などの著書名やその感想などもあがり、参加者の方々の感想にも触れられたことが良かったと思います。こういったことは読書会ならではなのではないでしょうか。


最後に、

新しい作品にトライするのもいいですが、

いや~、再読っていいですね(水野晴郎風に)

(by C.F.)

12/2 読書会 有吉佐和子『紀ノ川』

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12月の読書会を開催します。
終了後、食事会もあわせて開催します。

【日時・場所】 12月2日(日)
・15時~17時 読書会
 カフェ・ミヤマ 高田馬場駅前店 会議室 2
(※今回だけ場所が変わります)
 
・17時~ 食事会
 わん
 (禁煙です)

【費用】
・読書会……1000円(飲み物代と部屋代込み)
・食事会……3000円程
     
【定員】 25名
 
【テーマ】
有吉佐和子『紀ノ川』
(新潮文庫)

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小さな川の流れを呑みこんでしだいに大きくなっていく紀ノ川のように、男のいのちを吸収しながらたくましく生きる女たち。

――家霊的で絶対の存在である祖母・花。男のような侠気があり、独立自尊の気持の強い母・文緒。
そして、大学を卒業して出版社に就職した戦後世代の娘・華子。

紀州和歌山の素封家を舞台に、明治・大正・昭和三代の女たちの系譜をたどった年代記的長編。
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この作品について、お茶を飲みながら自由にトークします。
真面目な話をしなくてかまいません。脱線も歓迎。
脱線をしながら、色んな芸術分野に話の翼を広げていくのが理想です。
今までの会の様子はこちらをご覧ください。

なお、ブログ、Facebookで同時に募集します。

参加ご希望の方は、こちらまでメールをお願いします。
食事会に参加ご希望の方は、その旨もお書きください。
みなさま、お気軽にお越しください。


(ビジネス、サークル等の勧誘は固くお断りします)

読書会レポート 2018年11月

 ~カポーティ『遠い声 遠い部屋』~

カポーティの処女作である今回の課題本は、母親が亡くなり、未だ見ぬ父からの手紙を頼りに、人里離れた屋敷スカリイズ・ランディングに住むことになった主人公ジョエルの物語。20世紀半ばの南アメリカを舞台に幻想的な雰囲気で描かれています。

以前読んだ際には、ファンタジックな空気感と時に打算的で残酷な子どもたちが魅力的だったことを思い出しつつ、推薦しました。

今回最も話題になったのが、主人公ジョエルの年齢、そして「大人になること」について。

13歳にとってこの環境は過酷なのか、かわいそうなのか。ジョエルは無理に大人にならされてしまったのではないか。それは不幸なことなのではないか。しなくても良い経験もあるのではないか。

13歳という微妙な年齢をどうとらえるか、時代でも個人でも変わる中、そこには色々な興味深い視点がありました。

男性からは、僕から俺に変わる思春期の一人称問題、母をどう呼ぶかのおふくろ呼称問題。女性は年齢を経ても変えることが少ないので、男性との違いは何なんでしょうね。

個人的に印象に残ったのは、成長の目安となる3段階にこんな考え方をしているという意見。①サンタはいないことを知る、②自分はコウノトリに運ばれてきたわけではない、③親は神様じゃないと悟る。

早々に3段階めまで経験してしまったジョエルは、すぐにでもスカリイズ・ランディングを旅立ってしまうのではないか、この点も意見が分かれるところでした。

直接的な比喩も多い一方、謎の女性や元ホテルへの一泊旅行など、答えを明記しない出来事や表現も多い作品でした。みんなで読み直すことで、見落としたストーリー展開に気づくきっかけにもなったと思います。
(by マミ)
プロフィール

東京読書会

Author:東京読書会
古典文学の名作を読み、カフェでそれについて自由に語りあいます。
肩の力を抜いて、真面目な話でなくてかまいません。

まず、メンバーで順番に、その月の課題作品を決めてもらいます。
それを読んで、毎月第一日曜日、東京近郊の喫茶店に集まり、感想を語りあいます。

古典的な名作というのは、名前は知っていても、実際に読んだことがない場合が多いので、これを機会に読んでみよう、というのが主旨です。
古典的名作だけに、読んで損をすることはないでしょう。

参加される方の割合は、初めての方とリピーターの方が半々といったところです。

★「FRaU」(講談社)、『TOKYO BOOK SCENE』(玄光社)、NHK「ラジオ深夜便」、東京ウォーカー(KADOKAWA)で東京読書会が取り上げられました!


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