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トークオンブック5 レポート

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11/11(日)、品川のルノアールでトークオンブック5が開かれました。

持ち寄られた本は、『少年は残酷な弓を射る』(ライオネル・シュライヴァー)、『予告された殺人の記録』(ガルシア・マルケス)、『Xの悲劇』(エラリー・クィーン)、『悲しみを聴く石』(アティーク・ラヒーミー)などでした。

奇しくもすべて外国もの、しかもほとんどが犯罪に纏わる物語でした。
思春期の鬱屈した衝動をどうやって発散させるのか、といった話が心に残りました。
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トーク・オン・ブック4 レポート

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10月21日(日)、品川のカフェで第四回目のトーク・オン・ブックが開かれました。
参加者は六名でした。

持ち寄られ、語られた本は、上原隆『雨に濡れても』、太宰治『きりぎりす』、フランクル『夜と霧』、夏目漱石『吾輩は猫である』、星野道夫『旅をする木』、吉田篤弘『水晶萬年筆』などでした。

今回は、自己紹介の時に「最近あった面白い・変わった・感動した話」を一つ、みなさんに披露していただきました。
これがなかなか興味深く、この世は小さな奇蹟に満ちているんだなあと感心しました。

参加者の皆様、ありがとうございました!

トークオンブック3 レポート

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9月23日、第三回目のトークオンブックが開かれました。
篠突く雨の降る日でしたが、その雨をかいくぐりながら、五人の方が品川のカフェに集まりました。

持ち寄られた本は、『私の男』(桜庭一樹)、『エミリー』(嶽本野ばら)、『遠藤ミチロウ全歌詞集~お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました』(遠藤ミチロウ)、『八朔の雪』(高田郁)、『HEAVEN 都築響一と巡る社会の窓から見たニッポン』(都築響一)などでした。

桜庭一樹の非現実的なリアリズム、ゴスロリの少女は普段どんな生活を送っているのか、食生活もゴスロリなのか、遠藤ミチロウの天才的な詩人ぶりと過激なステージングについて、食べ物の描写が旨い作家は素晴らしいということ、美しいものではなく、どうでもいいものばかり撮り歩いている写真家について……など、いろんな話が出ました。

当日はデパートやパチンコメーカーに勤務経験がある方がおられましたので、デパートに現れる奇妙な人々の生態、パチンコメーカーの内情などの話も盛り上がりました。

こういう本とは関係のない話も重要なんですよね。脇道にそれた話から、突如偉大なるインスピレーションが迸り出ることもあるからです。

トーク・オン・ブック2 レポート

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8/26(日)、代々木にて第二回目のトーク・オン・ブックが開かれました。

当日は、『告白』(湊かなえ)、『万能鑑定士Qの推理劇』(松岡圭祐)、『毛皮を着たヴィーナス』(ザッヒャー・マゾッホ)、『詐欺とペテンの大百科』(C・シファキス)、『泣く大人』(江國香織)……など硬軟取り混ぜた本が持ち寄られました。

ライトノベルのどこが魅力的かという話から、『告白』が芥川の『藪の中』に似ているという説、「詐欺師は誠実でないとカモを騙せない」という逆説、『ワン・ピース』は史上最も売れたマンガであり、やはり子供が読んでも大人が読んでも面白いなど、いろんな分野に話の翼が広がりました。

会場のルノアールもすいていて、落ち着いた時間が過ごせたと思います。
プロフィール

東京読書会

Author:東京読書会
古典文学の名作を読み、カフェでそれについて自由に語りあいます。
肩の力を抜いて、真面目な話でなくてかまいません。

まず、メンバーで順番に、その月の課題作品を決めてもらいます。
それを読んで、毎月第一日曜日、東京近郊の喫茶店に集まり、感想を語りあいます。

古典的な名作というのは、名前は知っていても、実際に読んだことがない場合が多いので、これを機会に読んでみよう、というのが主旨です。
古典的名作だけに、読んで損をすることはないでしょう。

参加される方の割合は、初めての方とリピーターの方が半々といったところです。

★「FRaU」(講談社)、『TOKYO BOOK SCENE』(玄光社)、NHK「ラジオ深夜便」、東京ウォーカー(KADOKAWA)で東京読書会が取り上げられました!


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主催者・杉岡幸徳のウェブサイト

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