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1/8(日) 読書会6 フランツ・カフカ『断食芸人』+新年会

(このイベントは定員に達しました。ありがとうございます。キャンセル待ちをmixiにて受け付けています)

第六回目の読書会を開催します。
2012年最初の読書会ということで、新年会もあわせて開催します。
(読書会のみの参加もOKです)

【日時・場所】 2012年1月8日(日)
・16時~18時 読書会
 備屋珈琲店(恵比寿) 貴賓室 ROOM WEST
 
・18時30分~ 新年会
 (場所は未定。決まりしだい発表します)
 
【費用】
・読書会……各自のお茶代+部屋代(300円程度)
・新年会……4500円程度
 
【定員】 10名
 
【テーマ】
フランツ・カフカ『断食芸人』

20世紀において最も謎と神秘に満ちた作家カフカ(1883-1924)の作品です。

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『断食芸人』はカフカの最晩年の短篇の一つです。

カフカは病弱だったのですが、この時期に奇しくも喉頭結核で絶食中という状況下でこの作品の校正をしていました。「食べられない人間」が「食べない人間」を表現するというシニカルな運命。まさしく自分自身の生と死の狭間で、カフカが断食芸人を通して見つめていたのは一体何だったのでしょう。
この作品はカフカらしい生の悲痛・苦悩・そしてブラックユーモアがぎゅっと凝縮されており、短編ながらにカフカ自身の死生観を垣間見ることが出来るものとなっています。

食という生きる為に不可避な事・生命の本質を、頑なに拒否し続ける断食芸人の最後の言葉に込められたカフカの思想、そしてラストの生と死の美しいコントラスト――。
(チハルチャンによる紹介文です)
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この作品について、お茶を飲みながら自由にトークします。
真面目な話をしなくてかまいません。脱線も歓迎。
脱線をしながら、色んな芸術分野に話の翼を広げていくのが理想です。
今までの会の様子はこちらをご覧ください。

なお、mixi、Facebook、ブログで同時に募集します。

参加ご希望の方は、こちらまでメールをお願いします。
新年会に参加ご希望の方は、そのよしもお書きください。
みなさん、お気軽にお越しください。


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東京読書会

Author:東京読書会
古典文学の名作を読み、カフェでそれについて自由に語りあいます。
肩の力を抜いて、真面目な話でなくてかまいません。

まず、メンバーで順番に、その月の課題作品を決めてもらいます。
それを読んで、毎月第一日曜日、東京近郊の喫茶店に集まり、感想を語りあいます。

古典的な名作というのは、名前は知っていても、実際に読んだことがない場合が多いので、これを機会に読んでみよう、というのが主旨です。
古典的名作だけに、読んで損をすることはないでしょう。

参加される方の割合は、初めての方とリピーターの方が半々といったところです。

★「FRaU」(講談社)、『TOKYO BOOK SCENE』(玄光社)、NHK「ラジオ深夜便」、東京ウォーカー(KADOKAWA)で東京読書会が取り上げられました!


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