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読書会レポート 2020年8月

~メーテルリンク『青い鳥』~

第一幕

「3月の読書会は中止になっちゃったなあ」
「このアプリを使えば外に出なくても読書会に参加できるんだよ」
「本当?」
「本当だとも。メールに届いているURLをクリックするんだよ」
「うわあ、自分の顔がパソコンの画面に現れたぞ」
「いいかね、こんな風にマイクをオンにすると、しゃべることができる。また、ビデオをオンにすれば、お前の顔がみんなに見えるんだよ。右下にある(…その他)をクリックすれば、背景効果を選択することもできるのさ」
「へえ、いつの間にかSkypeでも背景をカスタマイズできるようになっていたんだね」

第二幕
今回の参加者はおよそ15人くらい。ひとりずつ感想を述べた後、意見交換。

ネコ「すべての人が幸せになれるとは限らないわ」
パン「ネコさんの言う通り」
イヌ「いや、幸せになれる人だっているよ」
パン「イヌさんの意見に全く同感だ」
砂糖「まあ、幸せになれる人もいるし、そうでない人もいるよね」
パン「ヒヤ、ヒヤ、砂糖さんの言う通りだ」

***

実際の読書会でも、幸福とはなんだろうという話になりました。「幸福の花園」は印象的な場面でした。登場人物の衣装も気になりますね。パンは真っ赤なビロードの上着、妖女は緑色の着物に赤ずきん、水はペローの童話「ろばの皮」の衣装。

「森」にはさまざまな植物、動物が出てきました。人間と自然との関係についてみんなで考えていると、「犬と猫はどっちが好き?」という話題になりました。今回の参加者のみなさんは、「犬が好き!」という人が多かったようです。

「目覚め」では、チルチルとミチルが、かあさんチルに起こされます。今回「青い鳥」を初めて読んだ人でも、この結末の場面については、知っている人がほとんどでした。それでも、一番最後のチルチルの台詞には少なからずびっくり。

***

(時計が17時を打つ)話題は尽きないが、読書会は終了する。

「お疲れ様です」
「さようなら」
「さようなら、みんな」

第三幕
参加者のうちの半分くらいが残り、各自飲み物を準備して、画面越しに集まる。

「スカイプ読書会もだんだん慣れてきましたね」
「でも、みんなで集まって読書会をしたいですね」
「オンラインも楽しいし、しばらくは様子見かなあ」

--- 幕 --- 

(by野良猫)
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東京読書会

Author:東京読書会
古典文学の名作を読み、カフェでそれについて自由に語りあいます。
肩の力を抜いて、真面目な話でなくてかまいません。

まず、メンバーで順番に、その月の課題作品を決めてもらいます。
それを読んで、毎月第一日曜日、東京近郊の喫茶店に集まり、感想を語りあいます。

古典的な名作というのは、名前は知っていても、実際に読んだことがない場合が多いので、これを機会に読んでみよう、というのが主旨です。
古典的名作だけに、読んで損をすることはないでしょう。

参加される方の割合は、初めての方とリピーターの方が半々といったところです。

★「FRaU」(講談社)、『TOKYO BOOK SCENE』(玄光社)、NHK「ラジオ深夜便」、東京ウォーカー(KADOKAWA)で東京読書会が取り上げられました!


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