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11/6 読書会(4) 岡本かの子『鮨』+岡本太郎記念館

(このイベントは、定員12名に達しました。ありがとうございます。キャンセル待ちをmixiにて受け付けています)


 第四回目の読書会を開催します。

・日時
 11/6(日) 15時~18時

・場所 
 15時~ 岡本太郎記念館(入口前に集合) 
 16時~18時 読書会 A to Z cafe(表参道)
  (読書会のみの参加も可。カフェに直接お越しください)

・費用
 岡本太郎記念館 600円
 A to Z cafe お茶代のみ

・定員 10名
 
・テーマ
 岡本かの子『鮨』

 作家・岡本かの子(1889~1939)は、岡本太郎のお母さんです。
 その関連で、岡本太郎記念館(かつての太郎の自宅)で太郎の芸術作品を観覧した後、読書会に移行します。
 なお、A to Z cafeはポップアート作家の奈良美智さんの作品が飾られているお店で、当日の岡本太郎記念館では、現代美術作家のヤノベケンジさんの作品も展示されています。
 というわけで、今回の読書会は、かの子と現代アートに触れる会、ということになるでしょう。

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人生で一番幸福だった食事の記憶は何ですか―?

岡本かの子の「鮨」では、彼女の作品に多く見受けられる自分語りや求道精神、息が詰まるほどの女性賛美は鳴りを潜め、母と子が奇跡的に作り上げたとも言える幸福な情景が描かれています。

下町と山の手の境い目に建つ鮨屋を舞台に、日常の垢をすすぎに来る客と主人夫婦とのやり取りや、大人と子供の中間地点にいる看板娘の淡い感情が描かれる前半部分から一転、物語は仄暗い旧家で漂うように生きる少年を照らし出します。

本当の親がどこかにいるのではないかという、幼い頃に誰もが一度は感じたような思いを日々抱えて暮らす少年の孤独は、ある日、母の心尽くしに解けてゆきます。

ほんのりと灯りを点すような思い出を、胸に秘めた大人のための物語。
ぜひ一緒に語り合ってみませんか?
(あこさんによる推薦文です)
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この小説について、お茶を飲みながら自由にトークします。
真面目な話をしなくてかまいません。脱線も歓迎。
脱線をしながら、色んな芸術分野に話の翼を広げていくのが理想です。

なお、mixi、Facebook、ブログで同時に募集します。

テキストを読んで来られるのが望ましいですが、「会の雰囲気を知りたい」という方のために、読まずに来られるのも歓迎します。
今までの会の様子はこちらをご覧ください。

参加ご希望の方は、こちらまでメールをお願いします。
みなさん、お気軽にご参加ください。
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東京読書会

Author:東京読書会
古典文学の名作を読み、カフェでそれについて自由に語りあいます。
肩の力を抜いて、真面目な話でなくてかまいません。

まず、メンバーで順番に、その月の課題作品を決めてもらいます。
それを読んで、毎月第一日曜日、東京近郊の喫茶店に集まり、感想を語りあいます。

古典的な名作というのは、名前は知っていても、実際に読んだことがない場合が多いので、これを機会に読んでみよう、というのが主旨です。
古典的名作だけに、読んで損をすることはないでしょう。

参加される方の割合は、初めての方とリピーターの方が半々といったところです。

★「FRaU」(講談社)、『TOKYO BOOK SCENE』(玄光社)、NHK「ラジオ深夜便」、東京ウォーカー(KADOKAWA)で東京読書会が取り上げられました!


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