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3/7 読書会 イプセン『人形の家』

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3月の読書会を開催します。
今回は、スカイプによるウェブ会議で行います。

【日時・場所】 3月7日(日)
・15時~17時 読書会

・17~18時 オンライン飲み会(参加・早退自由です)

【費用】 無料

【定員】 25名
 
【テーマ】
イプセン『人形の家』(新潮文庫)

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小鳥のように愛され、平和な生活を送っている弁護士の妻ノラには秘密があった。

夫が病気の時、父親の署名を偽造して借金をしたのだ。
秘密を知った夫は社会的に葬られることを恐れ、ノラをののしる。

事件は解決し、夫は再びノラの意を迎えようとするが、人形のように生きるより人間としていきたいと願うノラは三人の子供も捨てて家を出る。
近代劇確立の礎石といわれる社会劇の傑作。
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この作品について、自由にトークします。
真面目な話をしなくてかまいません。脱線も歓迎。
脱線をしながら、色んな芸術分野に話の翼を広げていくのが理想です。
今までの会の様子はこちらをご覧ください。

【参加方法】
・参加申し込みのメールをくださった方に、ウェブ会議のURLを記したメールを返信します。それをクリックすると参加できます。

スカイプをインストールする必要はありません。

・パソコン、スマートフォン、タブレットで参加できます。
(パケット代等はご負担ください)

・会の様子を録画・録音することはありません。

・詳細は、参加お申し込み後のメールにてお知らせします。

参加ご希望の方は、こちらまでメールをお願いします。

みなさま、お気軽にご参加ください。

読書会レポート 2021年2月

~『カフカ寓話集』~

 この本は、長らく私の本棚で眠りについていたのですが、一向に読まれる気配がなかったため、今回の読書会のテーマとして出品して読んでみようと考えたわけです。

 基本的にこの本は短編集で、わずか一ページにも満たない作品もいくつかあります。
 みなさんの声を聞いてみると、「ポセイドン」という三ページしかない短編が一番人気でした。海の神ポセイドンが主人公なのですが、ポセイドンは「戦車を駆けって海を巡察している」というイメージとは裏腹に、まるで公務員のように海底に座ってひたすら計算をするだけ、というものでした。
 なんだか、実際に公務員だったカフカの姿が裏写りするような作品です。

 会では、こんなことが話し合われました。

「なんだか、尻切れトンボの作品も多いですね。落ちも何もないという……」
「未発表の作品も多いからね。おそらくカフカ自身が、これらの作品を世に発表するつもりはなかったんでしょう」

「私は個人的に、作品の深読みはしないようにしているんだけど、カフカの作品は思わず深読みしてしまいますよね。あまりにも不可解で、意味も何もわからない作品が多いから」
「そうだね。僕は『貂』(てん)という作品が好き。ユダヤ教会になぜか貂が住みついていて、その理由がわからない。みんなはできたら追い出したがっているが、どうやって追い出したらいいのか、方法がわからない。ただし、今のところ貂が目立った悪さをするわけでもない……という」
「この貂は何の象徴なのだろう。いや、何も象徴していないのだろうか」
「意味不明なので、どうしても解釈する誘惑から逃れられなくなるんですよね」

「『巣穴』がよかった。この本の中では一番長く、ものすごく単調で退屈なんだけど、すごく引き込まれるんだよね」

「『断食芸人』が面白かった。断食しているところをみんなに見せる芸人の話」
「シュールな話だけど、こういう芸人は実際にいたと聞いて驚きましたよ」

 謎の多い作品群なので、話すネタもいつまでも尽きない模様でした。

(by Das Wandern)

2/7 読書会『カフカ寓話集』

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2月の読書会を開催します。
今回は、スカイプによるウェブ会議で行います。

【日時・場所】 2月7日(日)
・15時~17時 読書会

・17~18時 オンライン飲み会(参加・早退自由です)

【費用】 無料

【定員】 25名
 
【テーマ】
カフカ『カフカ寓話集』(岩波文庫)

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「カフカ伝説」といったものがある。

世の名声を願わず、常に謙虚で、死が近づいたとき友人に作品一切の焼却を依頼したカフカ―。
だが、くわしく生涯をみていくと、べつの肖像が浮かんでくる。

一見、謙虚な人物とつかずはなれず、いずれ自分の時代がくると、固く心に期していたもの書きであって、いわば野心家カフカである。
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この作品について、自由にトークします。
真面目な話をしなくてかまいません。脱線も歓迎。
脱線をしながら、色んな芸術分野に話の翼を広げていくのが理想です。
今までの会の様子はこちらをご覧ください。

【参加方法】
・参加申し込みのメールをくださった方に、ウェブ会議のURLを記したメールを返信します。それをクリックすると参加できます。

スカイプをインストールする必要はありません。

・パソコン、スマートフォン、タブレットで参加できます。
(パケット代等はご負担ください)

・会の様子を録画・録音することはありません。

・詳細は、参加お申し込み後のメールにてお知らせします。

参加ご希望の方は、こちらまでメールをお願いします。

みなさま、お気軽にご参加ください。

読書会レポート 2021年1月

~トニ・モリスン『青い眼がほしい』~

本作は黒人の人種問題だけでなく、社会に押し付けられた美しさの基準と自己否定という普遍的なテーマを扱った作品なので、その点でもみなさんの意見を伺いたいと思い選定しました。

読書会では次のような意見・感想がありました。

読む前と読了後では印象が変わった。表紙のイラストなどから子供向けかと思っていたが全然違った。
本作は大部分が子供によって語られるので、重い話であってもやわらかい雰囲気を感じられる。一方、子供の視点なのでより鋭く大人の世界に切り込んでいる。
複数の場人物の視点が挿入されるので、様々な人物の立場に立つことができる。許されざる罪を犯したチョリーですら、同情の余地があると思える。
ピコーラの望みが「白い肌が欲しい」ではなく「青い眼がほしい」なのが興味深い。
「青い眼が欲しい」というピコーラの願望は確かに自己否定ではあるが、そう願わざるを得ないほど追い詰められた彼女の気持ちは理解できる。
本作は黒人同士の差別・潰し合いの話なので、黒人vs.白人の話よりもいっそう悲しい。虐げられている者同士で団結できないものなのか。
生鮮食品店の白人店主は本当にピコーラを差別していたのか?差別の定義は難しい。
正気を失った後のピコーラと分身(?)との会話が一番切ない。寡黙な彼女は分身にしか本心を語ることができない。
性的虐待の加害者の心情が、異常・狂気的ではなく、あまりに淡々と描かれていたので驚いた。
クローディアがピコーラに、「あなたは素晴らしい」と言ってあげればよかった。誰か一人でも愛してくれる人がいれば、悲劇的な結末を迎えずにすんでいたのでは。
原題は "The Bluest Eye" (単数形)だが、なぜEyes(複数形)ではないのか。Eye(眼)とI(自分)をかけているのか?
ピコーラはこの後どうなるのだろう。不憫すぎる…。

「面白かった」という感想もあれば、あまりに救いのない結末に「辛すぎる」という意見もありました。私自身、約15年ぶりに本作を読み返してみて、こんなにも辛い話だったのかと、初見時以上に衝撃を受けました。年明け一発目から重苦しい作品でしたが、みなさんと刺激的な意見交換ができて楽しかったです。 
(by Akita)

2021/1/10 読書会 モリスン『青い眼がほしい』

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2021年1月の読書会を開催します。
今回は、スカイプによるウェブ会議で行います。

【日時・場所】 2021年1月10日(日)
・15時~17時 読書会

・17~18時 オンライン飲み会(参加・早退自由です)

【費用】 無料

【定員】 25名
 
【テーマ】
モリスン『青い眼がほしい』(ハヤカワepi文庫)

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誰よりも青い眼にしてください、と黒人の少女ピコーラは祈った。
そうしたら、みんなが私を愛してくれるかもしれないから。

白い肌やブロンドの髪の毛、そして青い眼。
美や人間の価値は白人の世界にのみ見出され、そこに属さない黒人には存在意義すら認められない。

自らの価値に気づかず、無邪気にあこがれを抱くだけのピコーラに悲劇は起きた―白人が定めた価値観を痛烈に問いただす、ノーベル賞作家の鮮烈なデビュー作。
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この作品について、自由にトークします。
真面目な話をしなくてかまいません。脱線も歓迎。
脱線をしながら、色んな芸術分野に話の翼を広げていくのが理想です。
今までの会の様子はこちらをご覧ください。

【参加方法】
・参加申し込みのメールをくださった方に、ウェブ会議のURLを記したメールを返信します。それをクリックすると参加できます。

スカイプをインストールする必要はありません。

・パソコン、スマートフォン、タブレットで参加できます。
(パケット代等はご負担ください)

・会の様子を録画・録音することはありません。

・詳細は、参加お申し込み後のメールにてお知らせします。

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みなさま、お気軽にご参加ください。
プロフィール

東京読書会

Author:東京読書会
古典文学の名作を読み、カフェでそれについて自由に語りあいます。
肩の力を抜いて、真面目な話でなくてかまいません。

まず、メンバーで順番に、その月の課題作品を決めてもらいます。
それを読んで、毎月第一日曜日、東京近郊の喫茶店に集まり、感想を語りあいます。

古典的な名作というのは、名前は知っていても、実際に読んだことがない場合が多いので、これを機会に読んでみよう、というのが主旨です。
古典的名作だけに、読んで損をすることはないでしょう。

参加される方の割合は、初めての方とリピーターの方が半々といったところです。

★「FRaU」(講談社)、『TOKYO BOOK SCENE』(玄光社)、NHK「ラジオ深夜便」、東京ウォーカー(KADOKAWA)で東京読書会が取り上げられました!


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