4/1 読書会 川端康成『みずうみ』

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4月の読書会を開催します。
終了後、食事会もあわせて開催します。

【日時・場所】 4月1日(日)
・15時~17時 読書会
 ルノアール四谷店 会議室 3F
 
・17時~ 食事会
 木々萌
 (禁煙です)

【費用】
・読書会……1000円(飲み物代と部屋代込み)
・食事会……3000円程
     
【定員】 25名
 
【テーマ】
川端康成『みずうみ』

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美しい少女を見ると、憑かれたように後をつけてしまう男、桃井銀平。
教え子と恋愛事件を起こして教職の座を失ってもなお、異常な執着は消えることを知らない。

つけられることに快感を覚える女の魔性と、罪悪の意識のない男の欲望の交差――

現代でいうストーカーを扱った異色の変態小説でありながら、ノーベル賞作家ならではの圧倒的筆力により共感すら呼び起こす不朽の名作である。
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この作品について、お茶を飲みながら自由にトークします。
真面目な話をしなくてかまいません。脱線も歓迎。
脱線をしながら、色んな芸術分野に話の翼を広げていくのが理想です。
今までの会の様子はこちらをご覧ください。

なお、ブログ、Facebookで同時に募集します。

参加ご希望の方は、こちらまでメールをお願いします。
食事会に参加ご希望の方は、その旨もお書きください。
みなさま、お気軽にお越しください。


(ビジネス、サークル等の勧誘は固くお断りします)

読書会レポート 2018年3月

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 ~メリメ『カルメン』~

 ビゼー作曲の有名なオペラ『カルメン』の原作の小説です。

 考古学者の著者がカルメンの恋人だったドン・ホセの語りを聴き取ったという形式です。奔放な女カルメンに惑わされたホセが最後にカルメンを殺して破滅していく物語です。

会では次のようなことが話し合われました。

・ホセはバスク語をしゃべるバスク人という設定になっているけど、これはなぜだろう?
 ――それは、ヨーロッパ人にとっては、バスク語は最も難しい言葉だと言われているからですよ。言語の系統がまったく違うんです。だから、ホセはスペイン社会でも疎外されたアウトサイダーだということを言いたかったのだと思う。ロマ(ジプシー)であるカルメンももちろんそうだよね。

・カルメンは本当にホセを愛していたのだろうか?
 ――わからないね。カルメンはホセに自分の恋人と呼ぶことを禁じていたと書いてあるから、表面的なものだったのかも。

・カルメンの魅力がわからない。こんな男から男へ渡り歩く女がいいの?
 ――谷崎潤一郎の『痴人の愛』を思い出しました。こういうふうに女に翻弄されて喜ぶ男もいるのでは? 予測不能なところがいいんですよ。
 ――ホセが女性慣れしていなかったのだけかも。

・ホセは悪い人ではない。純情すぎるからこそカルメンに惑わされて悪の道に走ったのだろう。

・最後にホセはカルメンはかわいそうだ、あんな女に育てたカレ(ロマ)が悪いと言ってるね。翻弄されながらも、最後までカルメンを憎むことはできなかったのだろう。


 私としては、短い言葉で強烈なイメージを喚起する、すごい作品だと思いました。
 中でも、カルメンが皿をたたき割って、その破片をカスタネットのように打ち鳴らして踊るシーンが鮮烈でした。

(Das Wandern)

3/4 読書会 メリメ『カルメン』

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3月の読書会を開催します。
終了後、食事会もあわせて開催します。

【日時・場所】 3月4日(日)
・15時~17時 読書会
 ルノアール四谷店 会議室 3F
 
・17時~ 食事会
 木々萌
 (禁煙です)

【費用】
・読書会……1000円(飲み物代と部屋代込み)
・食事会……3000円程
     
【定員】 25名
 
【テーマ】
メリメ『カルメン』

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スペインを旅行中の考古学者は、ふとしたことから今は獄中にいる山賊ホセを知る。
彼は形見の品を母親に渡してくれと頼んだのち、懺悔話を始めた。

それは、純情な青年が情熱の女カルメンに翻弄され、闘牛士や彼女の情夫、果ては彼女まで殺してしまった悲しい話だった。

歌劇とはまた異なる沈痛な激情に貫ぬかれたメリメの傑作。
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この作品について、お茶を飲みながら自由にトークします。
真面目な話をしなくてかまいません。脱線も歓迎。
脱線をしながら、色んな芸術分野に話の翼を広げていくのが理想です。
今までの会の様子はこちらをご覧ください。

なお、ブログ、Facebookで同時に募集します。

参加ご希望の方は、こちらまでメールをお願いします。
食事会に参加ご希望の方は、その旨もお書きください。
みなさま、お気軽にお越しください。


(ビジネス、サークル等の勧誘は固くお断りします)

読書会レポート 2018年2月

~チャペック『ロボット』~

「ロボット」という言葉はこの作品から生まれました。チェコ語のrobota(使役)が語源だとされています。チェコの作家カレル・チャペックが1920年に発表した戯曲です。
 労働するために人間に作られたロボットたちが蜂起し、人類を抹殺しはじめるという内容です。

会では、こんな言葉がかわされました。

「欧米のロボットものの作品は、最後にはロボットが人類に反抗し始めるのが多いですね。日本のドラえもんや鉄腕アトムは、人間の役に立とうとするのに」
「人間に似たものを人間が作るのは罪深いという考え方があるのでは」

「虐げられているロボットを救うためにロボット工場に乗り込んで来た女性ヘレナが、いきなり社長のドミンに求婚されて、しかもそれを受け入れてしまいますよね。これはなんでなんだろう」
「そう、そこが理解できなかった。この工場があるのは孤島ですよね。ヘレナはストックホルム症候群にでも陥ったのだろうか」

「第二幕で主要な登場人物がすべて死んで、そのまま第三幕に突入しますよね。これはすごく斬新な構成だと思いました」
「初めは、この作品は二幕までしかなく、三幕目は後から付け加えられたそうですよ。二幕目で人類がほとんど絶滅してしまうので、さすがに救いがなさすぎると思ったのだろうか」

「ヘレナはロボットに同情して助け出しに来るんですよね。この感覚がよくわからない」
「ルンバに名前を付けてかわいがっている人もいますからね。ロボットに共感したり同情したりするのは、ありうることだと思いますよ」

この作品が発表されたのは1920年。そんな時代に舞台の上に「ロボット」を載せ、その危険性を言い当てたのは、恐ろしい慧眼だなと思いました。

(Das Wandern)

2/4 読書会 チャペック『ロボット』

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2月の読書会を開催します。
終了後、食事会もあわせて開催します。

【日時・場所】 2月4日(日)
・15時~17時 読書会
 ルノアール四谷店 会議室 3F
 
・17時~ 食事会
 木々萌
 (禁煙です)

【費用】
・読書会……1000円(飲み物代と部屋代込み)
・食事会……3000円程
     
【定員】 25名
 
【テーマ】
チャペック『ロボット』(岩波文庫)

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ロボットという言葉はこの戯曲で生まれて世界中に広まった。

舞台は人造人間の製造販売を一手にまかなっている工場。
人間の労働を肩代わりしていたロボットたちが団結して反乱を起こし、人類抹殺を開始する。

機械文明の発達がはたして人間に幸福をもたらすか否かを問うチャペック(1890‐1938)の予言的作品。
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この作品について、お茶を飲みながら自由にトークします。
真面目な話をしなくてかまいません。脱線も歓迎。
脱線をしながら、色んな芸術分野に話の翼を広げていくのが理想です。
今までの会の様子はこちらをご覧ください。

なお、ブログ、Facebookで同時に募集します。

参加ご希望の方は、こちらまでメールをお願いします。
食事会に参加ご希望の方は、その旨もお書きください。
みなさま、お気軽にお越しください。


(ビジネス、サークル等の勧誘は固くお断りします)
プロフィール

東京読書会

Author:東京読書会
古典文学の名作を読み、カフェでそれについて自由に語りあいます。
肩の力を抜いて、真面目な話でなくてかまいません。

まず、メンバーで順番に、その月の課題作品を決めてもらいます。
それを読んで、毎月第一日曜日、東京近郊の喫茶店に集まり、感想を語りあいます。

古典的な名作というのは、名前は知っていても、実際に読んだことがない場合が多いので、これを機会に読んでみよう、というのが主旨です。
古典的名作だけに、読んで損をすることはないでしょう。

参加される方の割合は、初めての方とリピーターの方が半々といったところです。

読書会の告知は、毎月下旬頃(読書会の45日ほど前)から始めます。

★「FRaU」(講談社)、『TOKYO BOOK SCENE』(玄光社)、NHK「ラジオ深夜便」、東京ウォーカー(KADOKAWA)で東京読書会が取り上げられました!


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